香典(不祝儀)の意味と渡し方について

2015-02-12

香典とは、「葬式(葬儀・告別式)・通夜」で、死者の霊に供する香を持参する代わりの金銭として持参する「不祝儀」の事です。

本来香典は、「お香や食料に代える金銭」の意味合いがあるのですが、現代では遺族の方(喪家)がお香などの必要な物全てを用意しますので、葬儀費用の足しにして欲しいという事から金銭が供えられる様になっているのです。

■香典「不祝儀」を持参する時期

香典(不祝儀)を持参するのは、「葬式(葬儀・告別式)・通夜」のいつでもかまいませんが、通夜と告別式どちらにも会葬(参列)する場合は、通夜の時に渡すのが一般的です。

又、通夜と告別式どちらにも会葬(参列)する場合、どちらでも香典(不祝儀)を持参するのは、不幸が重なるという意味になりますので、必ずどちらかで供えるようにしましょう。

※通夜、告別式どちらにも会葬(参列)する場合、通夜の時に香典(不祝儀)を供えた時は、告別式の受付では、「通夜の時にお持ちしました」と告げれば大丈夫です。

■香典「不祝儀」の渡し方

香典(不祝儀)はスーツのポケットやカバン、裸で持参するのではなく、「地味な袱紗(ふくさ)」に包んで持参します(袱紗をお持ちでない場合は、今後も使用すると思いますし、それほど高価な物ではありませんので、購入しても良いと思います)。

「この度はご愁傷様でございます」

「さぞかし、お力を落としでございましょう」

「心からお悔やみ申し上げます」

などとお悔やみの言葉をかけ、袱紗から香典(不祝儀)を取り出し、表向きの名前を受付の方に向けて渡し、会葬者名簿に記帳します。

又、通夜の場合、受付が設けられていない場合がありますので、その場合は祭壇に供えます。

※訃報を聞いて急いで駆けつける通夜前の弔問では香典(不祝儀)を持参する必要はありませんし、そのほうが普通です。

■「通夜・葬儀・告別式」に会葬(参列)出来ない場合の香典

遠方にお住まいの場合などで、「通夜・葬儀・告別式」、いずれにも会葬(参列)出来ない場合は、弔電を打ち、香典(不祝儀)を郵送しましょう。

香典を郵送する場合は、金銭を直接、現金書留に入れて郵送するのではなく、金銭を「不祝儀袋(香典袋)」に入れて、その不祝儀袋を「現金書留」に入れて、「喪主様宛て」に郵送しましょう。

又、現金書留に住所や氏名が書いてありますが、不祝儀袋(香典袋)にも通常通り、「中袋に住所・氏名・金額」を書きましょう。

※香典を郵送する場合は、一緒にお悔やみの言葉を書いた手紙を添えると良いでしょう。

※香典を郵送する事は失礼にあたりませんが、友人・知人など、他の弔問者に預けるのは失礼にあたりますので注意しましょう。

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